迷ったら捨てる勇気があれば時間やお金が自然と増えてくる

捨てることって難しいですよね。今まで使っていたもの、信じていたもの、ずっと一緒だったものと別れるわけですから当然です。
でも、捨てる勇気が出てこなくて、いつまでたってもそれに依存していてはダメなんですよね。自分を腐らせてしまうばかりです。そこにいる時間も無駄だし、迷ってる時間も無駄です。

迷うってことは自分にとってそこまで重要ではないってこと

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多くの場合、迷っている時ってどっちでも良いから迷っていると思うんです。
小さな例からだすと
「うわーーこのシュークリームめっちゃ美味しそーーう♡
でも、今食べたら太っちゃうよなぁ。お金もかかるし」
って時です。僕も甘党なんでスイーツとか見ると目が♡になります。ただ、スイーツを買う時は「何がなんでもこれを食べたい!!」と身体中から欲望が溢れ出てきたときだけです。少し迷ったら買わないようにしてます。
なんでそうしてるかと言うと
「迷っている」=「どっちでも良い」と言うことに気が付いたからなんです。
今回の例で言うと
・シュークリームを食べれば美味しいし、少し幸せになれる
・我慢すれば余計なお金を使わなくて済む
・我慢すれば体に悪い砂糖などを余計にとる必要がない
上記のどちらを取るかで迷っているわけです。客観的に考えて、どっちかで迷ってるならお金が減らなくて、身体に悪いものを摂取しない方がよくないですか?
迷っているってことは「食べれたら良いなぁ」程度にしか思ってないんですよ。そんな小さな欲求のためにお金や時間を使うのは勿体無いと思います。
だから僕は散歩して美味しそうなスイーツを見つけたときや、友達から飲み会や遊びに誘われたときに少しでも迷ったら断るようにしてます。
だからと言って、全ての飲み会や遊びの誘いにことわる訳ではありません。僕はそこまで極端なことができる人間ではないので自分が心から行きたい!!と言う気持ちが出てきた時は行くようにしています。
「自分が本当にやりたいと思うこと以外は断る」ってとても大切です。

今いるコミュニティから抜け出せない人

「やめたいけどやめられない」
僕はこう言った悩みをよく聞きます。そう言う話を聞く度に「辞めたいなら辞めれば?お前の好きにしろよ」って思っちゃいます。細川はなんて冷たい男なんだ!!と思われるかもしれませんね。でも、これが本音なんです。
いろんな人の話を聞いて、「やめたいけどやめられない人」の共通点は対人関係にあるんですよね。
・よく面倒を見てくれた上司に申し訳ない
・せっかく仲良くなった仲間と離れたくない
・まだ入ったばかりなのに辞めたら周りから変に思われるんじゃないか
・俺(私)が抜けたらこの組織が潰れちゃう
などなど、ほとんどが対人関係でした。
でも、ぶっちゃけ言うと「その悩みって必要な悩みなんですか?」って思うんですよね。みんな自分を犠牲にして物事を考え過ぎ。「面倒を見てくれた上司に申し訳ない」とか自分に関係なくないですか?辞める組織の人たちを心配してたらきりがありません。自分が本当にやりたいことをやるにはお世話になった上司や自分が育てた部活、共に戦った同僚を切り捨てなきゃならない時が来ます。

僕は何度も親深い人たちを捨ててきた

僕も今まで何度も捨ててきました。大学に入ってからも捨てることが多くありました。
僕の大学1年の前期は想像以上に忙しかったんです。平日は合計25時間を授業、10時間を部活、5時間を車の教習所で使い、土日は合計18時間バイトしてました。一日休みはありませんでした。めちゃくちゃ大変でした。
僕は高校まで野球一筋でしたが、大学は競技ダンス部に入りました。金スマでキンタロー。さんがやっているアレです。社交ダンスの競技版見たいなやつですね。初めて先輩のダンスを見て一目惚れしました。そして「俺もあんな風に踊りたい!!」と思い、競技ダンス部に入部しました。練習は週5であるし、きつかったけど、とても楽しかったです。先輩は優しく教えてくれるし、面白いし。何よりもダンスが上手くなっていくのを実感できた時の高揚感がハンパなかったです。
でも、あるとき思ったんです。「あれ?俺なんでこんなに部活頑張ってんだろう?俺は競技ダンスを極めるために大学生活を全て部活に捧げて良いのか?」
その葛藤は次第に強くなってきます。部活を辞めるか続けるか。僕の頭はそれでいっぱいでした。
「悩んでもしょうがねぇな。俺はどうしたいんだ?どっちを選べば後悔しないんだ??」
と自分に問いかけました。そしたら「辞めたい」と言う返答が帰ってきました。あとは行動に移すだけです。「辞めるのは今じゃなくてもいいんじゃないか?」と決断を後回しにする自分は捨てました。僕は部活の夏合宿の費用3万円近くを既に入金してましたが、合宿前に部活を辞めました。当然、3万円は帰ってきません。
めちゃくちゃ悩みました。せっかく同級生とも先輩とも仲良くなってきた。技術も付いてきたし、次の大会で一緒に踊る女の子も決まっていた。
でも、辞めました。後悔しないために。
掛け持ちでやっていたバイトはまだ10勤務もしてませんでしたが、ビジネスを始めるにあたりキッパリ辞めました。せっかくバイトで仲の良い人が増えたり、社員さんに好かれてきて楽しくなってきた時でした。正直、辞めるか迷いました。
でも、「迷っているってことは捨てるべきなんだな」と自分を説得させて辞めました。今ではあの時の決断を後悔するどころか誇らしく思っています。
バイトと部活を辞めたら、びっくりするくらい時間が増えました。
「あの時忙しい忙しい行ってた自分ほんまアホやな」と思いました。僕は自分で自分を忙しくしているだけだったんですよね。
時間なんて作ろうと思えばいっぱいある。てか、本当は必要のないことや優先度の低いことに時間を使い過ぎているから時間がないって錯覚するんですよね。
僕も人間なんで、お世話になったとこから離れるのは辛いし、仲良くなった友人と別れるのも辛いです。でも、そのまま居続けることでは自分が成長できないと感じたら捨てます。本当に仲の良い友人なら辞めても関わり続けますしね。

すぐに決断することで気分もスッキリ

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迷ったら辞める
この習慣ができるだけで、かなり充実した時間を過ごせるようになります。余計なことに頭をわざわざ使う必要がないですからね。
今回はかなり話を広げてしまいましたが、僕が伝えたかったのは「迷ったら辞めた方が自分のためになりますよ」と言うことです。確かに辞めた瞬間はとても辛くなります。ただ、新しく踏み出した世界にはまだ味わったことのない楽しみや喜びが待っていると僕は思います。

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